たくさんの方が悩みに悩む、肩こり。
腰痛と並んで、日本人の悩む身体の痛みのトップ常連組です。
そんなの常連にしてくれるな!
なんて声が聞こえてきそうです。
何を隠そう、僕も昔は酷い肩こりでした。
いつも重たい鎧でも着てるのかってくらい、肩はガチガチ。
トレーニング用のダンベルで、肩を叩いていた時もありましたね。
やっちゃいけないけど。
多くの方が悩む肩こり。
それ故、世の中には多くの肩こり解消方法があります。
ストレッチやマッサージ、サプリメントなどなど。
皆さんもネットや本で見て、試されたことは一度や二度じゃ無いでしょう。
でも不思議ですよね。
こんなにたくさん療法があるのに、肩こりは根絶されていないんですよ。
変ですよね。
そんなに効果的な方法があるって言うなら、肩こりは無くなってるはずです。
なのにいまだに肩こりは、身体の悩みトップ。
このことからも、肩こりはちゃんと解決できていないってことがわかります。
原因をちゃんと見つけ、ちゃんと改善をしてあげたら良いんですよ。
そうしたら、しつこい肩こりともさよならできます。
本当にさよならしちゃった、僕のように。
本日は基本的な肩こりの取り方について、お話ししますね。
肩こりの原因は、お腹にある
最初に結論を言うと、肩こりの原因はお腹にあります。
肩なのにお腹?
肩が痛いってのに、どうしてお腹に目がいくわけ?
そんなお声が聞こえてきそうです。
でも今まで、痛い肩をマッサージしてもなかなか良くならなかったんですよ。
発想を変えると思って、柔らかい頭で聞いてくださいね。
肩こりは、お腹の腸が硬くなることで起こると考えられています。
万年肩こりって人のお腹は、十中八九硬いんです。
試しに肩こりがひどいって方は、図を参考にご自分のお腹を押してみてください。
痛くないですか?
もしくは硬過ぎて、指が入っていかなくないですか?
正常な硬さのお腹は、軽く押すだけでグイ〜っと指が入ります。
そして全く痛くないです。
いやいや、わたしは腹筋ガチガチだから硬いのよって方。
確かに硬い腹筋では、指が入らないかもです。
でも僕は、毎日100回の腹筋を欠かしません。
それでもお腹は柔らかく、指はストレスなく入ります。
本格的に鍛えている方でない限り、腹筋が硬くても大抵指は入ります。
問題は腹筋ではなく、お腹の中の硬さ。
お腹の中の硬さは、腕のある部分を硬くするんです。
それが今回の解決方法でもある、前腕部。
図の部分は、腸にとっても深くつながる部分です。
腸が硬くなると、この部分まで硬くなっちゃうんですよね。
ここが硬くなると、肩に大きな負担をかけるんです。
肘に重たい荷物をかけて歩いていると、だんだん肩が痛くなってきますよね。
直接肩に荷物をかけていなくても、腕の付け根にある肩には負担がかかる。
筋肉や骨って、つながってますからね。
複雑に絡んで、身体を支え、動かしてくれているんです。
だから一見関係ないような箇所が傷んでも、違う場所に痛みが現れたりするんです。
肩こりの場合は、大いにしてこの前腕部。
この前腕部が硬くなると、常に荷物を持っているような負担が肩にかかります。
硬いってことは、動きが悪いってことですからね。
動きが悪いのに、頑張って動かすと負担がもの凄いんです。
肩に負担をかけないためにも、筋肉の硬さは取り除きましょう。
硬さがなくなると、動きが良くなるので負担は減ります。
ってことは、肩の痛みが取れるんです。
では次で、肩こりの取り方を説明しましょう。
肩こりの取り方
肩こりを取るには、先にも紹介した前腕部を整えます。
ここで大事な方法は、硬くなった筋肉を骨から剥がすってこと。
揉むんじゃないですよ。
揉んだら一時的に良くなりますが、すぐに痛みは戻ってきます。
筋肉は、基本的には起始と停止と呼ばれる二点で骨とつながっています。
その他の部分は骨から離れ、収縮することで身体をスムーズに動かします。
でも筋肉が硬くなってくると、筋肉は骨にくっつくように滞ってきます。
これではスムーズに身体が動かせません。
この状態で無理やり身体を動かすと、とっても負担がかかります。
これが身体の痛みです。
と言うことで身体の痛みを取るために行うこと。
硬くなって動きを悪くしている筋肉(いわゆる凝り)を、骨から剥がす。
こうすると動きがスムーズになり、身体の痛みがなくなっていくんです。
早速やってみましょうね。
図のように前腕部の筋肉に親指を添えます。
そこから骨に沿って、筋肉を剥がすようにほぐしていきます。
肩こりがひどいって方は、結構痛いです。
ちょこっと我慢して頑張ってみましょう。
だんだん痛みが和らいできます。
すると肩がだんだんと軽くなっていきます。
前腕部の痛みがなくなってくると、肩こりはほとんど改善しています。
すごく簡単ですよね。
これなら自分でも、どこでも簡単に行えます。
痛みが酷くてどうしようもないって方は、お風呂の中で行うことをお勧めします。
お風呂の温かさで筋肉が緩み、ほぐしやすくなります。
負担を和らげてほぐすことで、痛みがやわらぎますよ。
ぜひお試しください。
そして何より、前腕部を硬くしないってことが大事です。
前腕部は、お腹につながるって言いましたよね。
お腹、腸を硬くしていちゃいけないんです。
っと言うことは、肩こりがひどい方はご飯をよく噛んでいないんです。
ご飯をよく噛んでいないと、腸にすごく負担がかかるんです。
万年肩こりって方は、万年咀嚼不足なんです。
本当に気をつけて欲しいことです。
ご飯を噛むってことについては、これから嫌ってくらいお話ししますね。
お愉しみに。
まとめ
基本的な肩こりについてお話ししますた。
メソッドの基本も話したので、随分長くなっちゃいました。
読んでいただき、ありがとうございます。
・お腹を柔らかくする
・お腹とつながる前腕部をほぐす
・硬い筋肉を骨から剥がすようにほぐす
・ご飯をよく噛む
基本的に肩こりを取るには、この4つが大切です。
ちょっと気をつければ、辛い肩こりをさよならできますよ。
ぜひお試しくださいね。