首が痛いって方、結構いらっしゃるんです。

店を開く前、マッサージ店でアルバイトをしていた時がありました。

その時も、首を揉んでってリクエストがたくさんあったんです。

周りを見ても、ガシガシ揉まれているお客さんがいました。

 

 

 

確かに辛いですよね、首の痛み。

スマホやパソコンが手放せない昨今、首の痛みを抱える人は多いです。

でも首をガシガシ揉むのは、かなり危険ですよ。

何せ身体と頭をつなぐ、大事な場所ですからね。

 

安全に、しかも自分で首の痛みを取る良い方法がありますよ。

今日は首の痛みについて、お話をさせていただきますね。

 

 

首を直接ほぐすのは危険

 

 

首を直接ほぐすのは、かなり危険なんです。

まして力まかせにガシガシほぐしちゃうのは、本当にやめたほうが良い。

もちろん首を直接整え、痛みを取る方もいらっしゃいます。

でもその方は、決まって専門の知識を十分に習得している方です。

知識のない方、素人の方が首を直接ほぐすには、本当に危険です。

 

理由はもちろん、身体にとっても重要で繊細な場所だからです。

首の神経図を見たことはありますか?

めちゃめちゃ細かくて複雑なんですよ。

その上、身体全体に指令を伝える大動脈、脊髄まであります。

首は神経系の密集地なんです。

 

筋肉もたくさん入り組んでいます

僕も筋肉の名前や仕組みを覚えるとき、一番難儀したのが首です。

見るのも嫌になるくらい、複雑に入り組んでいるんです。

その構造を見ると、本当に人間の身体って凄いなって思います。

 

たくさんの神経と、たくさんの筋肉が複雑に交わる首。

でもそんなに脂肪などで守られているわけじゃない

そんな首をガシガシほぐすって、ちょっと怖くないですか?

できればやめておいた方が良いんですよ。

 

僕も何人となく、首をほぐして気持ち悪くなったって方を見てきました。

それだけならまだいいです。

もっと深刻なダメージを受けることもあるかもしれません

 

首は本当に繊細で、注意をして整えないといけない場所なんです。

直接ほぐしたいなら、優しくマッサージするくらいにしておいてください。

そうじゃなかったら、専門の知識と技術をお持ちの方にお願いしましょう

気をつけてくださいね。

 

でも僕は最初に、安全で、自分で首の痛みを取る方法があるって言いました。

それを今日は、みなさんにお伝えしたいんです。

次の記事を参考に、首を整えてみてくださいね。

 

 

首の痛みの取り方

 

 

肩の痛み、腰の痛みの取り方では、全く別の場所をほぐしていましたよね。

不思議ですが、身体には離れていても繋がっている場所がたくさんあるんです。

それはあまりにもたくさんあるもんで、これから徐々に紹介していきますね。

 

でも繋がっている場所を見つける上で、ヒントになることがあります。

それが相似象(そうじしょう)というものです。

 

相似象とは、読んで字の如く似ているものには相関関係があるってことです。

身体に関して言うと、形が似ているところには繋がりがあるってことです。

不思議ですけどね。

まぁこの話はかなり長くなるので、またの機会にお話します。

今日はそうなんだぁって、柔らかい頭で聞いてくださいね。

 

その相似象は、身体の名前にも通じると思うんです。

その一例として、『首』って字が使われている部分がありますよね。

手首足首です。

実は乳首も関係するんですけど、それはまた今度。

 

手首と足首は、首に繋がりがあるんです。

そして首の痛みを取るには、手首と足首をほぐせば良いんです。

これなら直接首をほぐさないので、安全ですよね。

しかも自分でほぐせます。

これは便利です。

早速ほぐしてみましょう。

 

まずは手首からです。

手首は手のひらの付け根から、だんだん太くなってくる場所までを言います。

実はこの長さが、その人の首の長さに相当します。

親指側が首の横、小指側が首の後ろに繋がります

 

 

もしも首を左右に回すのが痛いって方は、親指側の手首が硬くなっています。

首を前後の曲げるのが痛いって方は、小指側の手首が硬くなっています。

ご自分の痛い箇所を集中してほぐしましょうね。

 

ほぐし方は肩こり等と基本的には同じです。

手首の骨に張り付いた筋肉を、剥がすようにほぐしていきます

手首は割と簡単にできそうですね。

親指側、小指側と、しっかりほぐしてみましょう。

これでかなりの首の痛みは、取り除くことができます。

 

 

それでも取れない、深い首の痛みを取るには足首が有効です。

これまた不思議ですけど、痛みが深くなればなるほど、その原因は遠くにある場合がほとんどです。

首もまた然り。

深い首の痛みを取るには、足首をほぐしていきましょう。

 

こちらも手首同様、親指側が首の横、小指側が首の後ろに相当します。

足首の骨にくっついてしまって硬くなった筋肉を、剥がすようにほぐします

痛いって方もいらっしゃるかもしれません。

そんな時は、お風呂にほぐしてみましょう。

お湯の温かさで筋肉が緩み、ほぐしやすくなりますよ。

 

 

ほぐしてみると、首の痛みはどうでしょう。

すごく楽になっていますよね。

普段のメンテナンスは、これでバッチリ。

コツコツやってみるようにしてみてくださいね。

 

 

まとめ

 

 

本日は首の痛みの取り方について、お話をさせていただきました。

 

・首は手首と足首につながる

・首の痛みを取るには、手首と足首をほぐす

・親指側が首の横、小指側が首の後ろにつながる

 

しっかり痛みをとって、姿勢良く立てるようにしてみましょうね。

やはり姿勢の良し悪しは、身体の良し悪しに繋がります。

楽に良い姿勢が取れるよう、しっかり痛みを取って身体を整えましょう。