先日、学生さんが施術に来られました。
首が痛いって言うんです。
若いのに!って最近は言ってられません。
若いからこそ、身体が痛いってことは結構あります。
生活環境の影響ですかね。
パソコンやスマホを持っているのは当たり前。
食べ物も柔らかくて、よく噛まない。
おまけに忙しいってきています。
若い子や子どもには整体はいらない!なんてことは、今の世の中全くありませんよ。
今回の方は、モロに今の世の中の煽りを受けていました。
思い当たる痛みの原因は、オンライン授業。
ほぼ学校に行くことはなく、ずっと自宅でパソコンと睨めっこらしいです。
そりゃなかなか首にきますよね。
しっかり整えて、痛みは綺麗さっぱりなくなりました。
でも首と肩の付け根あたりが、結構傷んでいたんです。
これは後々も、痛みがぶり返してしまいそうです。
簡単な施術なので、ほぐし方をお伝えしました。
本当に簡単なので、みなさんにもお伝えしておきましょう。
首の付け根の痛みの取り方
今日の方法は、とっても簡単なのでささっと紹介しちゃいます。
ちなみに首の付け根って言っても、首と肩の付け根です。
ここだけゴリゴリする〜ってかた、いますよね。
そんな痛みを、ピンポイントで取っていきます。
整える場所は、肘です。
肘の内側、骨がポコっと出ているところがありますよね。
上腕骨って骨ですけど、そこから前腕にかけてたくさんの筋肉、靭帯がくっついているんです。
その部分が硬く滞ることで、首の付け根に痛みを起こしちゃうんです。
肘の骨が、ポコっと出ているところに親指を添えます。
そこから内側にくっついている筋肉や靭帯を、剥がすようにほぐします。
結構痛いかもしれません。
ぐりぐりと、しっかりほぐしてみてくださいね。
そのままほぐしても良いんですけど、もっと効率的な方法があります。
肘のポコっとを抑えながら、肘を曲げ伸ばしするんです。
結構深いところまでほぐせますよ。
伸ばすときに、前腕を内転させるのも良いでしょう。
内転っていうのは、内側にひねるってことです。
これまたかなり深いところまでほぐせます。
自分でほぐすには、楽で効果的。
僕もパソコン作業中などには、しょっちゅうほぐしています。
簡単ですもんね。
それでしっかり首の付け根の痛みが取れるんですから、ぜひ試して欲しいです。
まとめ
今回は首の付け根の痛みについて紹介しました。
簡単な手技なので、今までになくサラッと紹介しちゃいましたね。
・首の付け根の痛みを取るには、肘の内側をほぐす
・肘を曲げ伸ばししながらほぐすと、効果的にほぐせる
オンライン授業、テレワーク、画面を見つめる時間が増える昨今です。
勉強やお仕事だから、それは仕方ない。
でも身体は大事にしましょうね。
しっかり労ったあげて、しっかり勉強、しっかりお仕事しましょう。