前回は基本的な糖質の仕組みについてお話をしました。

糖質エネルギーって、実は必要ないんじゃないの?

むしろ最後の方に言ってた恐ろしい一面って・・・

 

今日は糖質のお話、その②。

僕の実体験を元に、糖質の問題点と対処方法をお話しますね。

 

 

糖分を求め苦しむ、僕物語

 

僕は幾度となく、糖質に頼り、苦しんできました。

当時はなんでこんなに?って思うほど糖質を求めていました。

どんなことがあったのか、お話しますね。

 

パソコン仕事に、甘いもの

 

僕はパソコンが大の苦手です。

このブログを作ったり、経理やなんやらしてますけどね。

苦手だからこそ、頑張っているだけなんです。

 

そんな苦手なパソコン作業には、甘いものが最強のパートナー

珈琲とチョコレートの組み合わせは最高です。

パソコン仕事が溜まっている時は、珈琲を4〜5杯飲み、板チョコ2〜3枚を食べていました。

 

すごく作業が捗るんです。

頭もよく回るし、気分が良い。

ちょっと手持ち無沙汰になってきたら、また珈琲とチョコの名コンビ。

おかげでパソコン仕事を乗り切ることができました。

 

そんな珈琲&チョコ時代の僕。

それらを口にしていない時には、なぜか頭がすっきりしなかったんですよね。

疲れやすかったし、朝は起きれなかった

 

引っ越し中に、甘いもの

 

2018年の9月は、とんでもなく忙しかったです。

第一週目の日曜日、大きなイベントの主催をしていました。

第二週目の日曜日、事務所の改装で朝から晩まで作業。

第三週目の日曜日、妹の結婚式。

そしてトドメの第四週目の日曜日、引っ越し。

 

今思うと、よく生きてたなって思うほど忙しかったです。

しかもその間、引っ越し荷物に囲まれて生活してたんですよ。

ダンボールに囲まれて寝起きし、ダンボールの上でご飯。

とてもじゃないけど、休まらない。

 

 

そんな状態での引っ越し。

嫁ちゃんが業者さん用に買っていたコーラが、とんでもなく美味しそうに見えたんです。

身体の仕事を始めてから、一切飲まなくなったコーラ。

そんなコーラを、500mlしっかり美味しく飲んでしまったんです。

 

やめられない止まらない、甘いもの

 

仕事中、やたらと甘いものが欲しくなる

夕方になると、引き出しの中の甘いものを取り出す。

ご飯の前なのに、やめられない。

 

我慢しようと思うと、めちゃめちゃストレスなんです。

自分に厳しいようで、甘い僕。

ダメだとは分かっていても、仕方なく甘いものを食べます。

 

やめる気持ちはあるんですよ。

でも、やめられない止まらないんです。

 

糖質エネルギーのコントロール

 

僕に起こった、糖質事件をお話しました。

みなさんも心当たりはあるんじゃないですか?

 

でもね、それは仕方ないんですよ。

仕組みを理解していけば、きちんとコントロールができるんです。

そしてコントロールしないと、大変なことになるんです。

 

 

身体を疲れさせる糖質

 

僕がやっていた、珈琲&チョコでパソコン仕事。

実はこれ、身体にとっては最悪です。

 

珈琲はカフェインたっぷりの飲み物です。

カフェインには覚醒作用があり、頭をスッキリさせてくれます。

でもその反面、様々な栄養の吸収を阻害してしまうんです。

 

しかもカフェインには中毒性があります。

珈琲飲む → 元気になる → 切れる → また珈琲飲む。

その上栄養の吸収率は悪くなる。

この悪循環の繰り返し。

 

その上チョコレートの糖質が入ると、状況はさらに悪くなる。

糖分が身体に入ると、血糖値が一気に上がります

一気に上がった血糖値を下げようと、インスリンがたくさん出る。

すると血糖値が下がり過ぎて、低血糖状態に。

アドレナリンやコルチゾールといったホルモンが、血糖値を上げる。

 

上がって下がってを繰り返し、血糖値は正常になっていきます。

この状態を血糖値スパイクと言います。

血糖値スパイクは、自律神経を乱します

つまり、疲れるってこと。

 

 

疲れが酷いって人は、糖質の摂り過ぎ

僕がぐったりしてたのも、糖質を摂り過ぎてたからなんですよね。

しかも血糖値スパイクは、活性酸素発生の大きな原因になります。

疲れだけじゃなく、不調の原因にもなるんです。

 

回復したと思わせる糖質

 

引っ越し中、僕がコーラを飲んじゃったのはエネルギー不足だったから。

そしてストレスで、頭をスッキリさせたかったから。

問題を解決したように思えるけど、実は諸刃の剣

 

前回お話した通り、糖質は3分でエネルギーに変わります。

しかも脳にとっての快楽物質なんで、頭もスッキリ。

とっても効率的に、問題を解決してくれるんですよね。

 

でも問題なのは、それは本当の解決じゃないってこと。

糖質エネルギーは、とにかく持続力がない

でも快楽効果があって、刺激的

そんな糖質エネルギーって、クセになるんです。

 

手っ取り早くて、その上愉しくなるんです。

そりゃ糖質エネルギーに頼りがちですよね。

しかも糖質って、美味しいんですもん。

ついつい糖質エネルギーを欲しちゃうんです。

 

でも先ほども言った通り、糖質エネルギーにはリスクがあります。

その上持続力がなく、疲れやすい。

エネルギー補給に糖質をとるってのは、本当の回復とは言えないんですよね。

 

やめられないのは栄養不足

 

甘いものがやめられないって方は、現状では仕方がないんです。

無理にやめようとすると、強いストレスやエネルギー不足を招きます

甘いものを無理にやめようとするのは、危険なのでやめてくださいね。

 

なんだ〜それじゃ仕方ないよね。

甘いものパクパク〜♪

ってなわけにはいきません。

 

甘いものがやめられないって方は、そもそも栄養不足なんです。

栄養が足りないから、糖質からしかエネルギーを作れないんです。

だから甘いものがやめられないんです。

 

身体を動かすエネルギーを作る回路は、全部で3種類。

解糖系、クエン酸回路、電子伝達系。

そのうちの解糖系が、ほとんど糖質のみでエネルギーを作れる回路なんです。

 

残りの2つは、ある栄養が無いと動くことができません。

それがビタミンB群

そもそも身体にビタミンB群が不足すると、解糖系以外からのエネルギー生成ができなくなるんです。

 

具材がたっぷりあっても、カレーのルーが無いようなもの。

それじゃカレーにはなりませんよね。

カレー作りには、ルーが不可欠。

効率の良い身体のエネルギー生成には、ビタミンB群が不可欠なんです。

 

なので甘いものがやめられないって方は、ビタミンB群をしっかりとりましょう

ビタミンBはB1やB2、ナイアシンや葉酸など、たくさんあります。

群でとったほうが効率が良いです。

ぜひサプリメントを活用してみてください。

 

まとめ

 

本日は糖質のエネルギーをコントロールする方法についてお話しました。

 

・糖質エネルギーの頼り過ぎは、疲れや体調不良を招く

・糖質でエネルギー補給をするのは、本当の回復ではない

・糖質がやめられない方は、ビタミンB群が不足している

 

糖質って美味しいです。

僕も大好きです。

だから、正しく理解して選択する。

糖質選択って方法が良いと思います。

 

身体に悪いものでも、美味しいですもんね。

それを愉しむためにも、選択してコントロールをして欲しいです。