寝れない、眠りが浅い、起きても疲れている。

睡眠に関する悩みは、本当によく聞きます。

 

何を隠そう、僕自身もかつては酷い不眠症でした。

結構キツめの睡眠薬を服用していた時期もありました。

そんな僕は、今では快眠も良いところです。

 

布団に入り、目を瞑ると5分以内には寝ています。

寝返りはほとんどしません。

いびきをかくことも稀。

朝は目覚まし一発でスッと起きます。

 

このお話をすると、眠れないって方が羨ましがります。

でも先ほども申し上げた通り、僕も不眠症だったんです。

だから、誰しもよく眠れるようになる可能性があるんです。

 

今回はいくつかのパートに分けて、睡眠についてお話をさせていただきますね。

 

 

健康でないと眠れない

 

眠りの良し悪しは、健康かどうかで決まると思います。

それは明らかに昔より健康になった僕が、身をもって体験してまいりました。

その時の様子を、お話ししますね。

 

寝返りは身体の防衛本能

 

かつての僕は、寝相がとても悪かったんです。

朝起きたら布団から出ているとか、180°回転してる。

そんな漫画みたいなことが、本当に起こっていました。

 

でも今の僕は、ほぼ動くことがない

それは愛猫のフィオさんが証明してくれています。

 

この時期のフィオさんは、僕と一緒に寝てくれます。

でも布団の上に、しかも僕の足の間で寝るんです。

上から足の間を押さえられているもんで、僕は動けないんです。

でもその状態でぐっすりと眠り、朝はそのまま目が覚めるんです。

 

どうしてこんなことが起こるのか。

それは身体が辛くないからだと、僕は考えます。

 

寝ている時の身体は正直です。

そのまま寝ていると、身体が痛い。

だから楽な体勢を求めて、ゴソゴソと動くんです。

 

もしも寝返りがないと、辛い状態のまま寝てしまうことになります

そうなると、眠れたもんじゃありません。

身体を痛めてしまいます。

 

寝返りはそんな身体の危機を救う、防衛本能なわけです。

 

寝相が悪いは、調子が悪い

 

寝返りは身体の防衛本能。

しかし僕は、寝返りをしなくても問題ない。

防衛本能である寝返りは、必要ではない場合があるってことです。

 

それはどんな時かというと、身体の調子が良い時

健康的な身体である時には、絶対に寝返りが必要ではないんです。

あくまでも、僕の体験談ですけどね。

だって実際に、僕は全然寝返りをしなくても問題ないんですから。

 

ということは、寝返りを頻繁にしている時には、身体の調子が良くないって言うことができます。

そのままの状態で寝ていると、身体が痛いんです。

そりゃ石の上に寝かされたら、僕だって辛いです。

でもそうじゃないんなら、寝ていて身体が痛いってのは、健康的とは言えません。

 

 

身体が痛いから、寝返りをするんです。

では身体の痛みを取り、身体を健康的にしてあげたら良いんです。

 

ちゃんと眠れる身体にしよう

 

睡眠をしっかり取るためには、身体を健康的にしてあげることが大事なんです。

では具体的に、どういった身体が健康的で眠りやすいのか。

その点についてお話ししましょう。

 

背中が反ると眠れない

 

床に仰向けに寝てみてください。

ビタっと背中が床に着きますか?

多くの方が、着かないんです。

 

だんだん腰や肩が痛くなってきますよね。

それは体重が床と接地している、腰や肩に集中するからです。

だから腰や肩が痛くなっちゃうんですよね。

 

こうなると、とてもじゃないけど仰向けには寝ていられません。

なので横を向いたり、うつ伏せになったりする。

これが寝返りなわけです。

 

つまり、背中が反っているってことが問題なわけです。

背中が反ってなく、ビタっと床と背中が接地していれば、仰向けに寝ていても痛くないんです。

 

 

お腹の緊張が大問題

 

ではどうして背中が反っちゃうんでしょうね。

これは寝る体勢だけでなく、普段の姿勢にも大きく関係のあることです。

 

背中が反っちゃう原因は、お腹の緊張です。

お腹が硬くなって緊張すると、背骨を前に引っ張ってしまうんです。

こうして背中が反り、眠りにくくなるんです。

 

さらにお腹の緊張は、全身の緊張にも繋がります

要はリラックスできていないってことですね。

 

ぐっすり眠るためには、リラックスすることが大事ですよね。

ガンガンにロックを聴いた後、ワイワイ騒いだ後、気持ちが昂っている時。

なかなか眠れませんよね。

 

お腹の緊張は、そんな気持ちが昂っている時と同じ状態です。

落ち着かない、ソワソワするもんですから、なかなか眠れない。

お腹の緊張をとることって、よく眠るためにはすごく大事なんですよ。

 

 

お腹の緊張を取るためには、何が必要か。

それはもちろん、ご飯をよく噛むことですね。

 

ご飯をよく噛んでいると、お腹にかける負担は少なくてすみます。

お腹を柔らかく、緊張なしで保っていられるので、眠り安くなるでしょう。

 

晩御飯はよく噛んで、腹八分目くらいで抑えること。

これが緊張のない身体を作り、よく眠れる秘訣だと僕は考えます。

 

まとめ

 

本日は身体の視点から、眠りについてお話をさせていただきました。

 

・寝返りは身体の防衛本能

・背中が反っていると眠りにくい

・背中を反らせないために、お腹を柔らかく保つ

・お腹を柔らかく保つために、ご飯をよく噛む

 

このほかにも、色々と気をつける点はあります。

でもまずは今回のお話が基本になります。

 

まずはご飯をよく噛み、お腹の緊張をとってあげること。

これなら今日からできますよね。

ぜひ意識してみてくださいね。