すっかりご無沙汰してしまいました。

気がつけば、僕の住む街呉市も桜が満開です。

あったかくて気持ちがいいですよね。

 

しかしこの時期、体調を崩される方が一気に増加するんです。

毎年決まってこの時期になると、体調を崩す。

そこまででなくても、なんとなく身体がしんどい。

そんな方、意外と多いのではないでしょうか。

 

どうして気持ちいいはずの春に、体調を崩す方が増えるんでしょうね。

今日は季節の変わり目特有の体調の変化についてお話をさせてもらいます。

 

 

自律神経の乱れ

 

今回は自律神経とか血管とか、身体の中の話をします。

でもこれらは全て医療行為とは関係ありません

僕が話しているからと言っても、あくまでも民間療法です。

ご自分で実践して、効かないじゃないか!体調崩したじゃないか!と言われても、僕は責任を持てません。

 

その点に注意していただいて、僕のつぶやきを聞いてくださいね。

 

身体の調子を維持する自律神経

 

自律神経って言葉を聞いたことがありますか。

人間の身体には、調子を一定にしようとする恒常性があります。

その恒常性を守るために、身体の管理をしてくれているのが自律神経なんです。

この自律神経の乱れが、春の体調不良の原因であると言われています。

 

自律神経とは、身体の中の司令塔であり社長さん

社長さんが落ち着いて、的確に指示を出してくれる会社は、スムーズに仕事ができます。

働いている社員たちも、穏やかに仕事ができるでしょう。

 

 

しかしそんな平和な会社に、ある日とんでもないことが起こりました。

株価が急激に上昇!そして急下降!コ◯ナの影響か!?

会社を取り巻く環境が慌ただしくなりました。

 

普段は穏やかに会社を管理する社長さん、流石にてんやわんやです。

判断力も鈍り、社員にも怒鳴ったり無理難題を押し付けます。

そうなると社員のモチベーションも下がり、会社の業績も悪化します。

司令塔である社長さんには、落ち着いて仕事をしてもらわないと会社が混乱するんです。

・・・他人事じゃないよって感じですね。

 

これと同じようなことが、自律神経が乱れた身体の中で起こるんです。

乱れた自律神経は、てんやわんやになった社長さんと同じです。

的確に指示が出せず、管理が難しくなる。

結果として、体調を崩すんです。

自律神経は、乱しちゃいけないんですよね。

 

自律神経を整えよう

 

身体の司令塔である自律神経が乱れる原因は、たくさんあります。

環境の変化、血糖値の乱高下、感情の乱れなどなど。

簡単に言えば、落ち着いてないと自律神経は乱れちゃうってことです。

 

せかせか生活していると、どうしても自律神経も乱れちゃうんです。

自律神経を乱さないためには、とにかく身体と心を落ち着けること

 

僕の施術を受けて、身体もそうですが気持ちもスッキリするという方がたくさんいます。

それは身体が整うことで、自律神経も整うのでしょう。

それで気持ちもスッキリするんじゃないかと思います。

 

身体は整えることが大事ですが、他にもできることはあるんですよ。

それは食事に気をつけること。

 

食事はエネルギー補給のために大切なことですけど、体調を崩す根本的な原因でもあるんです。

偏った食生活、糖質の依存、暴飲暴食。

これほど自律神経を乱すものはありません。

 

働いていて、急にドカッと仕事を渡されたら混乱しますよね。

身体にとっては、乱れた食事がそれに当たります。

適当な量を、適当な内容で、よく噛んで食べる。

こうして身体にかかる負担を減らすことで、自律神経を乱さないようにするのが大事です。

 

しかしそれらは、季節を問わず言えること。

どうしてこの時期に体調を崩すんでしょう。

次でそのことについてお話ししましょう。

 

春に乱れる自律神経

 

春は特に自律神経が乱れやすい時期です。

でもその仕組みを知っていれば、自分なりに対処ができるはずですよ。

 

寒暖の差

 

まずは寒暖の差です。

この時期は、日中はとてもあったかいです。

でも油断をしていると、夜はとても寒い。

日中でも時々冷たい風が吹いたりしますよね。

 

こうした寒暖の差は、血管の拡張や収縮を引き起こします

血管が開いたり閉じたりすると、血流が一定ではなくなります。

一定でない血流は、自律神経を乱すと言われています。

 

一定の仕事をこなしていたのに、この日は少なく、この日は多い。

毎日仕事量が違ってくると、社長さんも困ります。

そんな感じで、自律神経も参ってしまうんですね。

 

寒暖の差の大きい春は、自律神経を乱しやすいようです。

 

気圧の変化

 

気圧の変化も大きく影響するようです。

気圧が低くなると、血管は膨張します。

気圧が高くなると、血管は拡張します。

これまた血管の影響で、血流の乱れが起こるわけです。

 

またまた自律神経社長さん、てんやわんやです。

落ち着いて一定の仕事をしたいのに、これでは落ち着けません。

気圧の変化も、自律神経を乱しやすいんです。

 

春の体調不良への対処法

 

寒暖差、気圧の変化で、自律神経が乱れる。

こうして春特有の体調不良が起こるのではないか。

でもそうなると、僕たちではどうしようもないですよね。

室温も気圧も完璧に管理された室内で、ずっと過ごすわけにもいきません。

 

ではどうしたら良いのか。

身体を整え、変化に強くなれば良いんですよ。

 

 

普段から身体が整っていれば、少々の負担には耐えられます

余裕を持って仕事をしていれば、急な仕事にもストレスなく対応できます。

ギリギリで仕事をしているから、ストレスがかかるんですよ。

普段から身体を整え、身体と心に余裕を持っておくことが大事です。

 

そして、しっかり水を飲むんです。

水は血液を作るため、とっても大切な材料です。

その水が少ないと、血液の流れは悪くなります。

血管が閉じたり開いたりしても、スムーズに血液が流れたら負担は少ないですよね。

 

1日に2ℓは水を飲んで欲しいです。

そしてしっかりご飯を噛むこと。

せっかくの食事で内臓に負担をかけるなんて、勿体無いですよ。

内臓も血液で動いているわけですから、そちらもスムーズにしておきませんとね。

 

身体を整え、水を飲んでご飯をよく噛む。

これが変化の大きい春を、愉しく過ごすための秘訣だと考えます。

 

まとめ

 

本日は春特有の体調不良についてお話をさせていただきました。

 

・自律神経の乱れは、体調不良を招く

・寒暖の差、気圧の差で血流が乱れ、自律神経が乱れる

・身体を整え、水を飲み、咀嚼をすることで負担を軽減できる

 

せっかくの春、愉しめないともったいないです。

愉しむためにも、元気な身体と心が必要です。

その両方をしっかり整え、愉しく過ごして欲しいです。