先日は新たな勉強のスタートを切らせていただきましたよ。
記事の更新まで1週間を要したのは、僕が落ち着いてパソコンに向かえなかったからです。
資料の整理、復習、そして経理面での整え。
しかも月末とあって、やることはてんこ盛り。
同時にいろんなことを完璧にこなせない、僕の性です。
今回は2日間の勉強会に参加させてもらいました。
1日目は、僕を含む新人が受ける講義。
2日目は、既存の弟子たちに混ざっての講義です。
1日目の講義は、そもそもの身体作りでした。
術者たるもの、己の身体が整っていないといけない。
それは分かっていたので、今までもしっかり整えているつもりでした。
しかし、まだまだだったんです。
そもそもまっすぐ立てていない。
まっすぐ立てていないって、どういうことかわかります?
というか、完璧にまっすぐに立てている人はかなり稀なんですよ。
完璧にまっすぐ立てていれば、身体のどこにも力が入ることがないので、身体が滞ることがない。
つまりは不調にならないんです。
その知識はあったにはあったので、まっすぐ立てるように僕自身を整えてはきました。
でも全然足りなかったんですよね。
なのでまっすぐ立てるように、力を入れないように、力が入らないようにしないといけません。
そのために行うのが、かなりハードな筋トレです。
約3時間、ぶっ通しで筋トレをしました。
途中で休憩はあったものの、今までやった事のないような身体の動きについていくのがやっと。
足はガクガク、腕はダルダル。
階段を降りることもままならない状況まで追いやりました。
ここまで追いやると、良いも悪いも考えられないんですね。
ただただ必死ですから、邪気が無くなるんです。
そして力が入らないもんだから、自然とまっすぐ立てるようになるんです。
かなりハードでした。
その時は辛い、キツいでいっぱいだったけど、今となってはすごく大事な時間でしたよ。
今までいろんな技や講義を受けてきたけど、こんなことやったことない。
そもそも術を使う身体を作る。
これは術の威力を増す以上に、自分とクライアントの身体を守るためにも大事なことなんです。
いや〜、キツかったけどやってよかった。
2日目は、正直ついていけませんでした。
そもそもの基礎知識がないですもんね。
何を言っているのか、何をやっているのか。
なんとなくは分かっても、その本質を100%理解できたとは到底言えません。
この10年間、身体についての勉強をがむしゃらにやってきました。
この1年に至っては、さらにがむしゃらにやってきたんです。
それが全くついていけない。
ん〜・・・愉しい!!!!!
こんなにやってきても、まだまだ先があるんですよ。
しかも導いてくれる先生や仲間にも恵まれている。
こんなに愉しくて嬉しいことはないですよね。
僕はもっともっと先に進めます。
いますぐに施術に役立てることは、今回はほとんど学んでいません。
しかし確実に、新たな扉を開きました。
これからが大いに愉しみですよ。