栄養摂りましょう、本当に

これだけ飽食の時代でも、栄養不足の方が多すぎるように感じます。

 

選択肢が多すぎるってのも、考えものですよね。

何が本当なのか、わからなくなるんですから。

 

何が正解で、何が間違いなのか。

正しく判断するためには、自分で考えることがとても大切だって思います。

 

 

栄養を知ろう

 

まずは栄養について、ちゃんと知っておくことが大事です。

ちゃんとです、なんとなくじゃありません。

 

なんとなく知っているってのが、一番間違いを起こしやすいんですよね。

 

栄養は身体の基礎

 

当たり前ですけど、栄養がないと僕たちは生きていけません

身体を作るのも、動かすのも、何もかも栄養がないとできないんです。

 

フェラーリだって、ガソリンが無いと動きません。

Macだって、電気が無いと動きません。

同じように、僕たち人間も栄養が無いと動けないんです。

 

当たり前のことなんですけど、わかってない方が多いんです。

実は、かつての僕もそうでした。

 

以前の記事にも書いたんですけど、一時期菜食主義だった頃があったんです。

肉は一切食べず、身体を整え、山に登ってエネルギーをもらい、自然のままに生きる。

いかにも健康的な生活のように感じますよね。

そう感じるってことは、こんな健康法が世の中には多いってことです。

 

そんな健康法を実践していた僕がどうなったのか、詳しくはこちらの記事。

栄養不足で、倒れる寸前だったんです。

そんなかつての僕に、言いたいことがあります。

 

あんた、バカぁ?

 

なんの根拠もなく、人の言うことを鵜呑みにして、自分の体質を顧みることなく、ただただ思想で健康を実践していた僕。

愚かとしか言いようがありません。

栄養は身体の基礎なんです。

そこんところを、しっかり理解しておく必要があります。

 

栄養がなくても健康

 

と言っても、ナチュラルライフのような健康を否定するつもりはありません。

それが健康であるって思われる方には、それが真の健康なんですから。

 

例えばタバコが生き甲斐って方からタバコを取り上げると、逆に体調を崩します。

でもタバコって、百害あって一利なし。

タバコが健康に良いなんて、ありえないはずです。

 

でも実際、タバコを辞めた途端体調悪くする人はいるんです。

なぜなのか。

それは、思想です。

 

 

思想は健康の秘訣です。

タバコがあれば体調が良いと思えば、健康なんです。

同じように、ナチュラルライフが健康って思えば、健康なんです。

健康の定義は、人によって異なります。

その根源にあるのは、思想です。

 

実際かつての倒れかけていた僕も、自分は健康だって思っていました。

しかも不健康なんて、一ミリも思ってはいなかったんです。

10kgも痩せて、アレルギーを起こしていてもですよ。

そこには、こんだけやってるんだから健康だっていう、確固とした思想があったからです。

 

しかし身体の専門家である僕が、それではいけません。

多くの方に、それぞれの体質に合わせて、中立の立場から健康をお届けする立場にいる僕。

そんな僕が、思想どっぷりではいけませんよね。

 

なんの根拠もないけど、このハーブは身体に良い気がするんです。

なんとなくなんですけど、この体操をしていると元気になれるんです。

怪しい、怪しすぎます。

 

栄養がなくても健康。

それは思想です。

本当に健康になりたいのなら、ちゃんと栄養を理解することが大事です。

 

栄養を理解しよう

 

栄養を理解する上で、妙ちくりんな思想は不要です。

ただ科学的に、中立の立場で理解していく必要があります。

 

例えば鉄分

 

鉄分は、身体にとって本当に大事なものです。

それは何故か。

 

血液を舐めると、鉄の味がするって言いますよね。

血液を形成しているヘモグロビンは、鉄を使って作られているんです。

 

ヘモグロビンを構成する、ヘムというユニットの中心には鉄原子があります。

その鉄原子に酸素が結合することで、身体の隅々まで酸素が送られるんです。

つまり、鉄は血液(酸素を運ぶヘモグロビン)を作る大事な原料ってことですよね。

 

 

そんな鉄分が不足すると、どうなると思いますか?

まず、ヘモグロビンが不足します。

ヘモグロビンが不足するってことは、身体に運ばれる酸素が少なくなります。

酸素が少なくなるってことは、身体の機能が低下するってことです。

 

貧血という症状ですね。

 

貧血といえば、朝起きれない、立ちくらみがするとかよく聞きます。

しかしそれだけじゃないんです。

 

酸素が身体(細胞)に届かないってことは、細胞が活動できないってことです。

抜け毛、シワ、爪が割れやすいなどなど、さまざまな弊害が出てきます。

 

鉄分なんて、ほうれん草食べときゃ良いじゃない。

そんなことを言っている人は、ヘム鉄と非ヘム鉄があることを知らない。

 

ヘム鉄は、非ヘム鉄と比べて吸収率が5~6倍。

しかも非ヘム鉄は胃のムカムカなどの、胃腸障害の原因にもなる。

ポ◯イがムキムキになるのは、嘘だった・・・。

 

そんなことも知らず、ほうれん草や大豆などで鉄分を摂取した気になっていたかつての僕。

思想って怖いです。

 

これだけをみても、栄養を考える時に大事な心構えってものがわかりますよね。

科学的に、中立に立って調べていくべきなんです。

 

まとめ

 

本日は栄養のお話を、ちょこっとだけさせてもらいました。

 

・栄養は身体の基礎である

・栄養を理解するのに、変な思想はいらない

・科学的に、中立に立って調べることが大事

 

ちゃんと栄養を理解した上で、自分の身体にどう取り込んでいくのか。

ここまで考えて完成です。

栄養については、これからちょこちょこと書いていくつもりです。

お愉しみに。