痩せたい、細くなりたい。
多くの方が望んでいることですね。
そのニーズの多さから、世の中にはさまざまなサービスが溢れています。
これを飲めば痩せる！一ヶ月で◯kg減！結果にコミット！
テレビを見ない僕でも、SNSなどの広告でこの手の宣伝を見ない日がありません。
みんなそんなに痩せたいんだね、痩せるなんて簡単なのに。
なんて事を言って、産後の体型に悩む嫁ちゃんから大いに怒られた先日です。
痩せるって、理屈を理解したら本当に簡単なんですよ。
夏目の前のこの時期、ダイエット特集を組もうと思います。
その第一弾、今日は余分な脂肪を付けさせない
ための理屈をお話しします。
太るってどういうこと？
そもそもどうして太るのか。
そりゃ食べ過ぎ飲み過ぎだからなんですけどね。
でもめちゃめちゃ食べているのに、痩せてるって人もいるわけじゃないですか。
どうしてそんなことが起こるんでしょうね。
エネルギータンクである脂肪
太るということは、細胞に脂肪や糖質が取り入れられるってことです。
なんでそんな事をするのか、その方法とはどんなものなのか。
脂肪はエネルギータンクなんです。
エネルギータンクがないと、僕たちは食事をしながらじゃないと動けなくなります。
もしくは有線でエネルギーを送り続ける？
・・・エ○ァンゲリオンのアン◯リカルケーブルですね。
常に食べてる、有線でエネルギー供給を受けている人、見たことないですよね。
細胞にエネルギーを取り入れるには、インスリンの働きが必要です。
血糖値を下げるイメージがありますけど、そもそも血糖値が下がるのは血中の糖を細胞に取り入れているからです。
結果として血糖値が下がっているだけなんですよね。
インスリンの働きのおかげで、僕たちは細胞にエネルギーを溜め込み、いざって時に備えられるんです。
それが太るという事です。
そんな身体の仕組みいらない！
って思いましたよね。
でもこのシステムは、僕たちのご先祖さまが生きていくために必要なシステムだったんです。
人間みんな太りたい？
その昔、僕たちのご先祖さまがマンモスを追いかけたりしてた頃、獲物が獲れるってことは稀でした。
ライオンだって獲物が獲れるって稀なんです。
考える芦な人間が、獲物を獲るなんてもっと難しい。
それで何日も食べないでいると、いざ獲れそうな獲物が現れても元気が出ない。
そんな時のために、エネルギーを貯蔵しておくシステムが必要だったんです。
それが太るってシステムです。
しかし肉を食べているだけでは、効率よく太ることは出来ません。
焼肉食べていても、途中で気持ち悪くなったって経験はありませんか？翌日下したって経験はありませんか？
それは身体に取り入れる肉の量が、限界値を超えたからなんです。
人間の身体には、カイロミクロンがあります。
カイロミクロンは、身体に取り入れる肉（脂肪やタンパク質）の量を管理してくれます。
これ以上は入らないよってなると、気持ち悪くしたり、下したりして余分なものを身体の外に出そうとするんです。
これが肉ばかり食べていると、気持ち悪くなったり下したりする理由です。
しかしそのカイロミクロンを狂わせ、もっとエネルギーを摂取する方法があるんです。
それが糖質を食べるってことです。
糖質を食べると、カイロミクロンの働きが狂って満腹になるまで食べられるようになります。
取り入れられた糖は血液の中に入り込み、血糖値を上げます。
その後は先ほど話したインスリンの出番。
細胞にエネルギーを取り込み、めでたく太れるわけです。
聞けば聞くほど、無駄なシステムに感じます。
しかし人類数百万年の歴史を辿ると、それは飢餓の歴史なんです。
飽食の時代は、たかだか100年。
しかもそれは一部の先進国のみ。
飢餓で苦しむ人はまだまだたくさんいます。
血糖値をあげるホルモンはたくさんあるのに、細胞にエネルギーを取り込んで血糖値を下げるホルモンはインスリン一つ。
その点だけを見ても、人間がいかに太りたかったか理解できます。
ということは、インスリンを出さなきゃ良いんですよね。
インスリンを出すには、糖質を摂取する必要があります。
糖質を摂取しなければ、インスリンは出ない、つまりは太れない。
まずはこの理屈を覚えておきましょう。
ちなみにこのお話は、やわらぎオンラインの動画で解説済みです。
分かりやすい図解付き。
そっちを観る方が、分かりやすくて良いですよ。
やわらぎオンライン、おすすめ。
まとめ
本日は太るという現象を解説させてもらいました。
・太ることは、身体にエネルギーを溜め込むことである
・身体（細胞）にエネルギーを溜め込んでくれるのはインスリンである
・インスリンは糖質を摂らないと出ない
・糖質を摂らないと太れない
次回はむくみについてお話をしますね。
体重が軽くても、太って見えちゃうのがむくみです。
むくむ理由と対処方法を知っておけば、お出かけ前でも痩せることができます。
次回、むくみ特集をお愉しみに。
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