夏野菜が美味しい季節になってきましたね。

我が家でも、先日茄子を解禁しました。

 

茄子の揚げ浸しが、大好物な僕の嫁ちゃん。

昨年は妊娠中で、思うように食べられなかった。

そのため、今年は致死量かってほど茄子を食べるそうです。

 

食べ物には旬があります。

旬な食材は、美味しいと同時に僕たちの身体に様々な影響を与えます

今日は食事をテーマにお話をさせていただきますね。

 

 

旬と故人の教え

 

季節の食べ物には、それぞれに意味があります。

そして僕たちのご先祖さまたちは、その経験から食べ物を選択してきました。

季節、そして故人の教え。

食べ物を選ぶ上で、欠かせないツールです。

 

季節の食べ物を食べよう

 

先ほど我が家では、先日茄子が解禁されたと言いました。

茄子なんていつでもあるじゃんって思いますよね。

スーパーに行けば、いつでもいろんな野菜が置かれています。

 

当然茄子もあります。

嫁ちゃんもかつては、茄子買って良い?と聞いてきていました。

でも買わないし、食べない。

だって旬じゃないから

 

旬じゃない食べ物は、避ける気持ちはなんとなく分かる。

でもそんなに徹底して避けなくても良いのでは?

なんて、大抵の方は思いますよね。

 

でも旬じゃない食べ物を食べると、体調を崩すとしたら?

 

茄子は夏野菜です。

夏野菜は、体温を下げる効果があります

暑い夏、体温が高すぎると体調を崩してしまう。

そこで夏野菜を食べて、体温を下げているんです。

 

冬の寒い時期に、夏野菜の茄子を食べたらどうなりますか。

寒いのに体温下げてしまったら、体調崩しますよね。

それに旬の時期と比べると、値段も高いし味も悪い。

冬に茄子を食べるメリット、そうそう無いように感じます。

 

同じ理由で、冬のトマト鍋なんかも良くないですよね。

あったまると言いながら、本質的には体温を下げてしまう。

トマトも夏の食べ物です。

 

 

そりゃ一回二回では、そうそう体調を崩すことはないかもしれません。

我が家でも年に一回くらいは、トマト鍋を冬に食べます。

嫁ちゃんの大好物なもので。

でもそれ以外で、旬を外れた食べ物は食べないようにしています。

 

飽食のこの時代、なかなか全てを完璧に管理することは難しいでしょう。

しかし何の意識もせずに、その時食べたいものを旬関係なく食べているとどうなるか。

徐々に身体は弱り、ちょっとしたことで体調を崩すことになります。

 

普段から旬を意識し、根本の身体を健全に保つ。

そうしておけば、ある程度身体に悪いものを取り入れても対応できる。

今の時代に、大事なことと思います。

 

故人の教えに従おう

 

春の七草、土用の丑の日などなど。

旬に限らず、習慣や土地土地で何となく継承されている食文化はたくさんありますよね。

 

他の土地に行くと、なんでこんな食べ方するの?ってことがあったりします。

食文化は本当に興味深かくて面白い。

 

受け継がれている食文化には、相応の理由があります。

それは僕たちのご先祖さまが、長い経験から培ってきたものです。

 

春の七草は、無病息災を願って食べると言いますよね。

でも実は、お正月のご馳走で疲れた胃腸を整える作用があるんだとか。

 

春の筍は、これから灰汁の強い夏野菜を食べる前の準備。

土用の丑の日は、鰻屋のブランディングと言われていますけど、実際夏バテ防止の作用もあるそうな。

 

秋茄子は嫁に食わすな、なんてこと言いますよね。

秋茄子は夏の時期に比べて、灰汁が強くなるようです。

これが流産や不妊の原因になるということで、秋茄子は女性ではなく、嫁に食わすなと言うんです。

 

最近のバレンタインや、恵方巻きなんかはメーカーの戦略です。

でも古来より受け継がれている文化には、相応の理由があるんです。

 

南の方に行くと、食べ物や飲み物がやたらと甘いです。

あれはわざと血糖値を上げて、血管を拡張させて熱を放出しているんだとか。

 

 

北の方では、生肉をそのまま食べるところもあります。

なかなか野菜が摂れないので、生肉でビタミンを摂取しているらしいです。

 

全国的な習慣以外にも、土地土地で独自の食文化があります。

それらの食文化は、その土地で生きていくために必要な食事の取り方というわけです。

 

今の時代、厳密にそれらの習慣を守る必要は無くなってきているのかもしれません。

しかし問題なのは、他の土地の食文化を関係ない土地に持ってくること

 

海外のどこそこでは定番!とか、この村ではこの食材のおかげで健康!とか。

正直、どうかと思います。

 

それはその土地にいるから合うだけであって、関係ない土地の人にどれだけの効果があるのか疑問です。

美味しさ、娯楽のためだけに嗜好品として食べるのは良いでしょう。

あくまで嗜好品ですけど。

 

でもそれで健康を維持しようってのは、ちょっと論理的ではないですよね。

それっぽいデータを持ってきたりもしますけど、きちっと調べてみる必要があると思います。

 

まとめ

 

本日は食べ物について、基本的なことを書かせていただきました。

 

・旬の食べ物は、その季節の身体に必要なもの

・食文化は、その土地で生きていく人に必要なもの

 

要は旬の食材を使って、美味しく食べましょうってことですね。

そのためにも、八百屋さんに行くことを大いに勧めます。

八百屋さんには、旬を外れた食材はほぼないですから。

 

安くて美味しく、身体と心に良い。

食事はそうあるべきです。

 

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