大きく息を吸った時、運動をした後などなど。
何もしていないのに、胸の下あたりがキリキリと痛む。
怪我をしているわけでもないし、病院に行っても大抵異常なしと言われるこの症状。
世間では、肋間神経痛などと言われます。
肋間神経痛というのは、読んで字の如し。
肋骨の間に起こる、神経痛と言われます。
結構苦しんでいる人、多いんですよ。
僕のお店にも、何人かこの症状で来られました。
でもまずは病院で診断を受けてもらいたいですね。
診断を受けた上で、自分でもできる対処方法。
今日はそんな方法を紹介します。
胸の下の痛みの取り方
世に言う肋間神経痛を良くするために、僕がオススメしている方法は金星丘(きんせいきゅう)です。
金星丘とは、親指の付け根です。
親指の付け根の、ぽこっと膨らんだ場所。
肋間神経痛の痛みを良くするには、この金星丘をほぐすと良いんです。
なんでそんな場所を?と感じますよね。
でも金星丘の形を見てみると、なんとなく胸の形に見えませんか。
親指が腕で、肩がある。
そう見ると、金星丘の部分がちょうど胸に見える。
相似象ってやつですね。
形が似ているところには、なんらかの繋がりがある。
肋間神経痛を起こしている胸も、金星丘と繋がっているんです。
実際に、胸の下に痛みを感じている人、肋間神経痛と診断された人は、金星丘を押すと痛いはずです。
この金星丘の痛い部分をほぐしていきます。
ほぐし方はいつもの通り、硬くなった部分を、骨から離すようにしてほぐします。
結構痛いと思います。
ゆっくりと丁寧に、優しくほぐしてあげましょうね。
ほぐし終えると、不思議なくらい胸の下の違和感が無くなるはずです。
肋間神経痛で苦しんでいる方は、かなり楽になると思います。
しかも簡単で、出先でもできるような方法ですよね。
痛くなったら、痛くなる前に、自分でできる対処方法です。
ぜひご自分に、苦しんでいる方がいたらその方にお役立ていただきたいですね。
まとめ
本日は胸の下の痛み、肋間神経痛についてお話をさせていただきました。
・金星丘と胸には、相似象による繋がりがある。
・金星丘をほぐすと、症状は随分と改善される。
自分の身体の管理は、できるなら自分でやっていきたいですよね。
ぜひ参考にしてくださいね。