このブログでは、たくさんの健康法をお伝えしています。
みなさん試していただいていますか?
でもただ試しているだけでは、十分とは言えないんです。
試してみて、自分にどんな効果が得られるかを実感するのが大事なんです。
何故なら、体質によって合う合わないがあるからです。
ハイヒールを履くと、足が細くなるとか、歩き方が綺麗になるとか言いますね。
同じような効果で、足を細くしたり、O脚改善の効果があるって事で、つま先だけのスリッパとかあります。
確かに効果がある人もいるでしょう。
それは体質が合うからです。
体質が合わない人がやると、外反母趾や内反少趾になっちゃったりするんです。
ここで言う体質とは、つま先重心か踵重心かの違いです。
つま先に重心がかかる体質の方は、ハイヒールを履いても問題ありません。
むしろハイヒールを履いた方が、歩きやすいし、足の形も綺麗になるでしょう。
でも踵に重心がかかる体質の方には大問題です。
踵に重心をかけたいのに、踵を上げられているので重心をかけられない。
そのままでは倒れてしまうので、仕方なくつま先に重心をかける。
体質的に無理がかかるので、身体に不調をきたしてしまうんです。
体質的に無理って言葉がありますよね。
その通り、無理なんですよ。
できないものはできない、無理なものは無理なんです。
だって体質なんだもん。
ピアスの穴がすぐに塞がる、血やリンパ液がずっと出る。
体質的にピアスが向いてません。
股割りをしていて怪我をした。
体質的に足を開けないんです。
自分の体質を調べる方法はあります。
僕でもできるものはいくつかあるので、それはご相談ください。
一番簡単なのは、自分の身体に聞いてみること。
健康法などを試してみて、自分の身体がどう反応するかを観察すること。
身体と心が拒否するなら、ざっくりですがそれは体質的に無理だって事です。
やらない方が良いでしょう。
自分の身体の声を、ちゃんと聞いてあげてください。
そうしてあげれば、自ずと自分に合う健康法がわかってきます。
でも科学的に証明されていることは別です。
科学とは、再現性があるから科学なんです。
人間は食べ物を食べて、エネルギーに変換しています。
私は食べ物じゃなく、水と光でエネルギーを作ってますって人はいないですよね。
もちろん体質により、得意不得意はあるでしょう。
でも基本は同じ。
科学で証明されていることは、きちんと行うべきです。
ちなみに、科学と思想を混同しないように気をつけてくださいね。
胃の調子が悪い時、お粥みたいな消化に良いものを食べる。
あれ、間違いですからね。
そもそもお粥は米、炭水化物で糖質です。
しかも噛みにくい。
唾液と混ざりにくく、めちゃめちゃ消化に悪いんです。
胃の調子が悪いってことは、胃自体の問題、そして胃酸の出が悪いって事が原因です。
胃も胃酸も、形成する材料はタンパク質。
要はタンパク質が足りないってことですよね。
この科学的(生理学的)理由から導かれる、胃の調子が悪い時に取る対処法は『焼肉を食べる』。
タンパク質が足りないから、タンパク質を摂取。
消化に悪く、しかも糖質であるお粥を取る科学的根拠は無し。
胃の調子が悪い時に取るべき行動。
焼肉を食べる = 科学的判断。
お粥を食べる = 思想的判断。
どちらが合理的か、分かりますよね。
でも世の中、思想的判断をする場合がかなり多いです。
ぜひ科学的根拠を元に、物事を判断して欲しいものです。
まぁ世の中には、科学を超越したような方もいらっしゃるようですけどね。
そんな方がこの記事を読んでいたら、ごめんなさい。
大多数を占める僕たち一般人は、まず科学で証明されている健康法を守る。
その上で様々な健康法を試し、自分に合ったものを実践していく。
というプロセスが、普段の生活でとるべき行動ではないかなと思います。
体質に合わないことをしても、良くなるどころか体調を崩す危険性がありますからね。
今日の心得、ぜひ頭の片隅に置いておいてもらいたいです。