足の付け根、股関節の痛み。
これはなかなか厄介です。
歩く度に痛みが走るんですからね。
厄介な問題なのに、対処方法が苦手って術者は意外と多いんです。
その為、手術に頼らざるを得ない場合も多いようです。
確かに手術が必要な場合もあるんですけど、できるだけ自分の足で歩きたいですよね。
ストレスなく、痛みなく歩くために、今回の方法をお役立ていただきたいです。
相似象で痛みを取る
股関節の痛いの取り方は、結構複雑です。
今回はそのうちの一つ、相似象で痛みを取る方法をお伝えしましょう。
相似象とは、似ているところには繋がりがあるって考え方です。
不思議なんですけど、身体の中で形が似ているところには繋がりがあるんです。
例えば胸と金星丘。
金星丘とは、親指の付け根の膨らんだ部分です。
親指を腕、金星丘を胸、人差し指を足だと思って見てみてください。
身体の半身に見えませんか。
似ているところには繋がりがある。
その理論から、金星丘は胸と繋がりがある。
金星丘をほぐすと、胸がほぐれる。
実際、胸を柔らかくする方法や、乳腺炎の対処方法は金星丘をほぐします。
かなり効くんですよ。
その考えを元に、今回の股関節の痛みをとっていきましょう。
股関節と形が似ているところはどこか。
それは、鎖骨周りです。
鎖骨と腸骨(股関節)って、形が似ていると思いませんか。
同じVの字になっています。
鎖骨と股関節は、相似象により繋がっているんです。
そのため、鎖骨周りをほぐすと、股関節の痛み改善に大きな効果があります。
ほぐし方は、二つあります。
まず一つ目は、鎖骨の内側をほぐします。
鎖骨には、首から胸鎖乳突筋という筋肉がくっついています。
この筋肉を中心に、横方向、外側に向けて筋肉を剥がします。
二つ目は、鎖骨の下の肋骨と肋骨の間をほぐします。
肋骨と肋骨の間にくっついている、肋間筋と言う筋肉をほぐします。
これも横方向、外側へ向けて剥がします。
肋骨の間を掃除するように剥がしていきましょう。
この二つの整えを行うと、股関節はかなり楽になります。
自分でできる簡単な対処方法なので、ぜひやってみてくださいね。
まとめ
本日は股関節の痛みを、相似象から整えてみました。
・股関節と鎖骨周辺には、繋がりがある
・鎖骨の内側、下部分を整えると、股関節はかなり楽になる
今回は基本の方法をお伝えしましたが、まだまだ続きます。
続きをお愉しみに。
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