食事って、愉しいですよね。

毎日の食事をどうしようか、愉しくて仕方のない悩みです。

食事をしている時って、なんとも言えなく幸せです。

 

先日の衝撃的な食体験以来、味に目覚めてしまった僕。

米の炊き方を整えたり、カレーを作ったり、お出汁をとったり。

毎日何かしらやっています。

 

先日、僕の嫁ちゃんが茶碗蒸しを作ってくれたんです。

しかし、味が無い。

素直な僕は「うん、う〜ん。」とか呟いていたそうです。

 

「味に目覚めたのはわかるけど、作った人の気持ちも考えて欲しい。」

嫁ちゃんからキツくお灸を据えられました。

 

かと言って、嫁ちゃんも美味しくないものでも大丈夫という人ではありません。

友達とファミレスに行くと、食べるものが無いと嘆くくらいですから。

それほど、我が家にとっては食事は大事。

 

 

でも矛盾するかもしれないんですが、食事から十分な栄養を摂ろうとはしていないんです。

東洋医学系の施術を行なっているため、その辺は自然由来とかにこだわってそうとか言われます。

 

そんな期待を寄せている方、本当にごめんなさい。

自然由来とか、栄養は食事で十分とか、◯ソ食らえです💖

 

自然由来にこだわっている方に、一日に必要なビタミンCは何gなのか聞いてみると、大抵答えられない。

稀にちゃんと勉強していて、100mgって明確に答えてくれる人もいます。

確かに国も、一日に必要なビタミンCの量は100mgと言っています。

でもそれは、壊血病にならないための必要最低限の量に過ぎないんです。

 

症状や目的によっても違いますけど、風邪に対しては一日20〜30g、癌に対しては一日100g必要と言われています。

これをビタミンCが豊富に含まれているというアセロラ(100g中ビタミンCは1,700mg)で摂ろうとするとどうなるか。

風邪には約1.2〜1.8kg、癌には5.8kg毎日アセロラ食べなきゃいけないんですよ。

そんな量食べられない。

 

確かに、アセロラを粉末にしたビタミンCはあります。

でもめちゃめちゃ高いんです。

それなら人工的に作られたビタミンCの方が、よっぽどコスパが良い。

 

ビタミンCは人工の粉末を水に溶かして摂取する方が現実的です。

この事実を知ると、自然由来が正義で、栄養は食事から摂れなんて言えないですよね。

だから僕は、食事は大事だけど、必要な栄養はサプリメント等で摂るべきだって言うんです。

 

でもサプリメントだけでは、生きられないんです。

食事もすごく大事です。

ここで言う大事の意味は、良し悪しを理解し、栄養面よりも美味しく愉しく食べるです。

 

健康志向の方って、〜に含まれる添加物が気になるとか、〜は身体に良くないとか言います。

確かにそうかもしれないんですけど、それによって心の健康を損なうのは考えものだって思うんです。

 

お師匠さんの面白い話があります。

健康志向で自然派ママのお子さんに、ブラッ◯サンダーをあげたそうです。

そんなの食べたことなかったその子どもは、あまりにも美味しくてコンビニでブラッ◯サンダーを万引きしてしまったんだとか。

 

思いっきり心の健康損なってますよね。

しかも子どもの。

これはその子が悪いんじゃなく、親のエゴです。

 

僕は基本的に、なんでも食べて良いと思うんです。

世間的に悪いと言われるものも、しっかり食べた方が良い。

ピンキリを知っておくって、バランス取れてるってことです。

 

もちろんキリを知ったら、ピンも知っておくべき。

あえてキリを食べる、みたいな感じが本当に味を知っているってことだと思います。

あとはキリを食べても大丈夫なように、身体を整えるとかね。

 

食事って、身体と心の健康を整える大事な要素ですよ。

美味しいもの、いつまでもたくさん食べましょう。

それが本当の健康だって思います。

 

と言うことで、今日も黙々とお出汁を取る僕でした。