この時期になると、ドアを開ける度にバチっ!

くると分かっていても、なかなか対処が難しい。

それが静電気ですね。

 

冬だから、乾燥しているから。

仕方ないって面もあります。

 

でも時々、こんな方がいらっしゃいます。

一年中静電気が起こる!

冬場なんか何度やってもバチってなる!

 

あなた自身、もしくはお近くにいませんか。

人よりやたらと静電気が起こりやすい人。

 

そんな方、ぜひ対処したほうが良いですよ。

たかが静電気、されど静電気なんです。

 

 

身体は電気で動いてる

 

言わずもがな、僕たちの身体は電気によって動いています

理科で習ったのを、覚えていますか。

これは歴とした科学です。

 

人の思考は、電気が流れる事によって行われます。

脳内の神経を電気が通り、さまざまな箇所に刺激が起こることで思考が形成されます。

厳密に言えば電気が通っていると言うよりも、電気的な変化と言うんですけど。

 

身体が動くのも、電気のおかげです。

脳からの『動け!』と言う指令が神経を通り、筋肉と神経をカルシウムイオンが繋ぐことで通電が起こります。

こうして筋肉は動くんです。

 

カエルの筋肉に電気を流すと動くって実験がありましたね。

あの実験が示す通り、筋肉は電気によって動いているんです。

 

他にもさまざまな身体の機能が、電気の働きによって行われます。

スムーズに電気が流れることで、正常な身体機能が維持されているってことですね。

 

逆に言えば、電気がスムーズに流れないと、体調を崩すってことですよね。

身体の電気の流れを乱す原因はさまざまあります。

その原因の一つの結果として現れるのが、今日お話する静電気です。

 

静電気が起こる仕組み

 

静電気が起こる仕組み、ご存知ですよね。

子どもの頃、下敷きを擦って髪の毛を逆立てた人、たくさんいますよね。

あれは静電気の力です。

 

下敷きを擦る、物と物とが擦れあう(摩擦)ことで静電気は起こります

冬場、乾燥していると静電気が発生しやすい。

その理屈は、空気に湿り気がないので、身体と空気が擦れる、もしくは衣類同士が擦れあう。

こうして静電気が発生するんです。

 

 

よく化学繊維の衣類を着ていると、静電気が溜まりやすいって言いますよね。

構造的に見ても、確かに溜まりやすいです。

しかも摩擦を起こしやすいもんですから、静電気はしっかり溜まります。

 

でも化学繊維の服を着ていても、静電気が起こりやすい人とそうでない人がいます。

そこが今日のお話のミソです。

 

静電気が起こりやすい人は、体内でも静電気が発生していると考えられます。

体内で静電気が起こる、摩擦が起こる。

代表的なのは、血液の流れの悪さですね。

 

血液は血管の中を通っています。

前にもお話ししましたけど、血液は血球の集まり、つまりは小さな粒の集まりです。

 

血球に柔軟性が無い、もしくは血管が硬いとどうなると摩擦が起こるんです。

 

血液が通る度に、摩擦が起こる。

起こった摩擦で、静電気が発生する。

こうして身体に静電気が溜まっていくんです。

 

つまりは、身体の流れがよく無いってことですよね。

静電気が起こりやすい方は、身体の流れがよく無いってことが言えます。

流れがよく無いってことは、体調があまりよく無いってことですよね。

 

静電気が起こりやすいなって方は、実はちゃんと対処をしていかないといけないんです。

衣類等も大事かもしれませんが、そもそも身体を整えていかなきゃいけないんですよね。

 

まずは水をしっかり飲むことが大事です。

そして栄養をしっかり摂ること。

 

こうして身体の中の流れを良くすることで、静電気の発生を抑えていくことができるはずです。

静電気が起こりやすいって方、ぜひ気をつけてもらいたいですね。

 

まとめ

 

本日は静電気について、お話をさせていただきました。

 

・静電気が起こりやすい方は、身体のリズムが崩れやすい

・身体の流れを整えることで、静電気の発生を抑えることが大事

 

身体のリズムを整え、静電気が起こりにくい身体にする。

これって実は大事なことです。