みなさんは真っ直ぐ立てていますか?

『もちろんですよ。』と自信を持って即答できた方、ぜひ一緒にお茶をしたい。

真っ直ぐ立つために、身体をどう使ったら良いのか、どう生きていくべきなのか、詳しくお話を伺いたい。

 

それほどに、真っ直ぐ立つということは難しいことなんですよ。

僕だって日々真っ直ぐ立つために修行を積んでいるんですが、未だに納得のいく結果は得られていません。

真っ直ぐ立つ、本当に難しい。

 

真っ直ぐ立つとは、身体のどこにも力が入ってなく、ただ重力に身体が引かれるのを骨格のバランスを用いて立っている状態です。

ざっくりと言うとですけど。

 

なので理論的には、どれだけ長い時間立っていたとしても疲れない

身体も痛くならない状態なんです。

 

でも多くの方は、立ちっぱなしで辛いとか、腰が痛くなるって言いますよね。

それは真っ直ぐ立てていない。

身体が痛くなる方は、骨格ではなく、筋力で立っているんです。

 

でも普段立っていても、別に力なんて入っていないって思いますよね。

では試しに立ってみましょう。

 

できれば薄暗い、雑音もないお部屋で立ってみましょう。

しばらくすると、身体がふらふらしてくるのではないでしょうか。

倒れないよう、足や腰などに微妙に力を入れてバランスを保とうとしているのが分かるかと思います。

 

これが筋力で立っているということです。

このままではすぐに身体が痛くなり、立っていることが辛いと感じます。

 

実はこの真っ直ぐ立てていないということが、身体の痛みを引き起こす大きな原因になっているんですよね。

変に力を入れ続けているわけですから、筋肉痛のように徐々に身体が痛くなる。

 

しかも立っているだけで負荷がかかるわけですから、寝ている時意外ほぼ一日中そのストレスに晒されるってことです。

座っている時も同じですよ。

真っ直ぐ座れていない、筋力でバランスを取って座っている方がほとんどですから。

 

 

どうして真っ直ぐ立てないのか

 

どうして真っ直ぐ立てないのか。

それは身体が歪み、滞り、バランスが崩れるからです。

 

例えば右肩が肩こりだって方がいらっしゃるとします。

右肩が肩こりなもんですから、肩の動きが良くない。

歩くときに自然と腕は振ると思いますが、右は動きが悪い。

 

すると歩くリズムやバランスが崩れ、足や腰に負担が掛かります。

もちろん負担のかかり方にも左右差があるものですから、どちらかに大きな負担がかかります。

 

身体のバランスが崩れているってことが分かりますよね。

こんな状態では、真っ直ぐ立てようがありません。

 

肩こり一つでこれです。

大小様々な問題を抱えているとしたら、真っ直ぐ立つなんて無理ですよね。

 

こうして真っ直ぐ立つことができなくなると、重心がブレてきます

重心がブレるということは、身体のバランスを取る根本的なところがブレるということです。

なのでますます真っ直ぐ立てませんし、身体を整えても真っ直ぐ立つことは難しくなります。

 

現代人のほとんどが、この重心がブレていると言っていいでしょう。

重心、根本的なところがブレているから、なかなか身体の問題を解決することが難しいんですね。

 

具体的に、重心のブレをどのようにして確認できるのか紹介しますね。

写真のように、片手を水平に伸ばし、伸ばした方向に身体を少し傾けます。

傾けた側の肩を、どなたかに真上から押してもらいます。

押される方はバランスを崩さないように耐えます。

 

 

大体どちらかが耐えられません。

耐えられる側に重心が偏ってしまっているってことですね。

 

もちろん重心は左右だけでなく、前後にもブレます。

自分ではどこにブレているのか判断するのは難しいので、ブレてんだなってことがわかればOKです。

 

重心がブレているって方は、ちゃんと整えておかないといけません。

でないと身体を整えるだけでは、なかなか身体のバランスを整えることが難しいからです。

せっかく身体を整えても、またすぐに身体が痛くなる。

なんてことも起こってきますからね。

 

重心を整える方法につきましては、1/6配信のLIVE放送で詳しく解説しています

そちらを見ていただく方がわかりやすいので、こちらでの解説は割愛しますね。

もしくは僕の施術を受ける方が、一番わかりやすいかもしれません。

 

やわらぎLIVEを観るにはこちら

 

色々と話をして参りましたが、現代人はほとんどが重心がブレている。

重心がブレたままだと、身体が痛くなってしまう。

重心がブレた状態で身体を整えても、近いうちにまた身体が痛くなってしまう。

ってことですね。

 

真っ直ぐ立つ、ものすごく大事なんです。

そのためにも、重心はちゃんとしておきたいですね。