太ももからふくらはぎにかけて、血管が浮き出てしまう症状を静脈瘤と言います。
見た目にも驚きますし、酷い方では痛みを感じる場合もあります。
対処方法は様々に言われていますが、酷い時には手術が必要な場合があります。
比較的女性に多い症状と言われています。
そんな静脈瘤ですが、もちろん病院の先生に相談することも大事です。
ですが自分で対処できる点もあります。
今日は静脈瘤についてお話をさせていただきますね。
要は血液が戻りにくいってこと
血液は厳密には液体ではありませんが、ここではわかりやすく液体としてお話をさせていただきますね。
液体は高いところから低いところに流れます。
逆に低いところから高いところへ流れるには、自然には無理ですよね。
その場合には、なんらかの別の力が必要になります。
身体にとっても同じです。
高いところ(心臓)から低いところ(ふくらはぎ)へは自然と流れます。
しかし低いところから高いところへは、自然には流れない。
その流れを生み出しているのが、筋肉の働きです。
筋肉がポンプのような役割をすることで、血液を上に押し上げているんです。
そのポンプが動きにくい、もしくは血液の流れが悪いと、血液を上手く上げることができない。
この仕組みが、静脈瘤になってしまう仕組みです。
言われてみると、すごく単純な理由ですよね。
しかし身体の問題の原因って、大体はそんなもんです。
理由がわからないから、あたふたしてしまうんです。
理由さえきちんとわかって仕舞えば、対処方法は明確です。
今回の対処方法は、ポンプの動きをよくして、血液の流れを良くしてあげれば良いんです。
次でその方法につしてお話ししましょう。
静脈瘤の対処方法
まずは血液を上に持ち上げる、ポンプの仕組みを改善します。
ポンプの仕組みは筋肉によって行われるので、筋トレが有効です。
足の筋肉ですから、スクワットは有効ですね。
そして太ももの内側の内転筋群を鍛えること。
これを意識して筋トレを行うことが、とても有効です。
筋トレをすると同時に、太ももの内側をほぐしておくことも有効です。
静脈瘤になってしまう方は、太ももの内側が硬くなりがちです。
硬くなるということは、血液の流れが悪くなってしまうってことですね。
太ももの内側をしっかりほぐして柔らかくし、血液の流れを良くしてあげましょう。
血液自体の流れを良くすることも重要です。
そのために効果的な方法は、水を飲むことです。
血液は液体ではないといっても、多分に水分を含んでいますからね。
水をしっかり飲んでおくことは大事です。
一日最低でも2リットルは飲む必要があります。
体液の原料は水ですからね。
しっかり飲んでおくようにしましょう。
以上のことをしっかり続けていけば、静脈瘤は改善していくでしょう。
少し頑張ることが必要ですが、症状が長く続くよりは良いですよね。
しっかりトライしてみてくださいね。
まとめ
本日は静脈瘤についてお話をさせていただきました。
・静脈瘤は、血液が上に上がりにくくなることで起こる
・筋トレをし、太ももの内側をほぐす
・水をしっかり飲む
身体の調子は、日々の積み重ねによって崩れます。
逆に改善していくには、やはり積み重ねが必要です。
少しずつで良いので、ぜひ改善していって欲しいですね。