お酒、タバコ、珈琲などの嗜好品の数々。
健康のためには控えましょう。
なんてよく言われますよね。
毎日赤ワインを飲むのは健康に良い。
手術の時にタバコを吸わせていたこともあった。
毎日珈琲を何杯まで飲むと、飲まない人と比べてうんちゃらかんちゃら。
なんてこともよく耳にします。
実際どうなの?
タバコは吸わないのでわかりませんが、お酒も珈琲も素晴らしいです。
一日何杯と言わず、気の向くままにしこたま飲んでいたい。
・・・個人的な見解です。
では実際はどうなのか。
・・・
まぁ身体に良いことは無いですよね。
酒もタバコも珈琲も、やらないに越したことは無いです。
酒に含まれるアルコールは、身体に様々な影響を及ぼします。
免疫力の低下、栄養素の枯渇、病気のリスクを高めるなどなど。
タバコも珈琲もそう。
言ってしまえば、身体にとっては毒です。
酒は百薬の長。
なんて言葉がありますが、それはかなりの条件付きです。
Jカーブ効果という理論の元にお話しすると、確かに少量のアルコールを摂取することは死亡率を低下させます。
これによると、日本国内の40〜79歳の男女では、一日平均23g未満のアルコール摂取で最も死亡率が低くなるそうです。
日本酒に換算すると、一合未満の量に相当します。
これに対して、私をはじめとする酒好きの皆さんはこう思ったでしょう。
足りるわけねぇ!!
ビールなら中瓶一本、ワインなら1/4本。
日本酒は糖質もアルコール量も多いから、他を見たら一見いけそうな気がする。
でも飲んでいたら、それで終わる訳が無い。
そんな微妙な免罪符にすがるより、お酒は身体に良くないとはっきり自覚した方が良い。
でも私は、お酒をやめようとは思いません。
だって楽しくないじゃないですか。
お酒が飲めない人生なんて、半分以上を損している。
No drink. No life!
同じようにタバコや珈琲を愛してやまない方もいらっしゃるでしょう。
そんな方にとっては、タバコや珈琲をやめる=不健康と言えます。
しかし健康を提供する私の立場からは、心の健康もさることながら身体の健康も提供していかなくてはいけません。
なので残念ながら、気の向くままに飲み明かしましょうとは言えません。
そんな私からの提案が2つあります。
選択的にお酒を楽しもう。
楽しめる身体にしよう。
単純計算ですが、日本酒で言えば平均一日一合なら、1週間に一度なら七合飲めます。
ビールなら中瓶7本、ワインなら2本弱。
結構飲めますよね。
もちろん一回にかかる負担が大きくなるので、単純な足し算とはいか無いでしょう。
でも毎日ちょびちょび飲んでストレスを感じるより、楽しそうな気がしませんか。
しかも飲ま無い間は、週末のお酒に恋焦がれることでしょう。
こうして飲む一杯、最高だと思いませんか。
確かに普段我慢するのは辛いでしょう。
でも気ままに飲んで身体を壊して、死ぬまで一滴も飲め無いとなると、そっちの方が辛いと思います。
そして飲んでも大丈夫な身体を作っていくこと。
これがめちゃめちゃ大事だと思います。
みなさんトイレは掃除しますよね。
汚いとされる排泄物を流す場所ですが、そのまま垂れ流しでは汚れるし臭くなる。
でも毎日掃除をしたり、芳香剤を置くことで、ちょっとやそっと流しても汚れないし臭わない。
身体もそうあって欲しいですよね。
身体で言えば掃除は整え、芳香剤は栄養と言ったところでしょうか。
コツコツと整えていくことで、ちょっとやそっとお酒を飲んでも大丈夫な身体にしていくことができるでしょう。
思いのままに好きなだけ飲んで、身体に関しては何もしない。
これはやはり良くない。
身体に悪いものを楽しむなら、それなりのことをしませんとね。